top of page

軽井沢高原ビール 2025年限定は無濾過のセゾン!

  • 執筆者の写真: こぐねえ
    こぐねえ
  • 1月31日
  • 読了時間: 5分

更新日:1月31日

ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)が軽井沢を中心とした長野県全域で販売をしている「軽井沢高原ビール」。毎年、その年の限定ビールも展開しています。2025年も限定ビールが1月17日より販売を開始しました。


第26弾は軽井沢を訪れる人の8割が求める「くつろぎ」に注目!


この年限定ビールは、毎年異なるビアスタイルを提供していて、「軽井沢を訪れる方にとって毎年楽しみになるようなクラフトビール」を目指しています。


第26弾となる「軽井沢高原ビール2025年限定」のコンセプトは、「くつろぎ時間に浸る、2025年限定のビール」。軽井沢を訪れる観光客の8割以上が「軽井沢では都会の喧騒から離れ、リラックスしたい」と思っていることに注目し、くつろぎ時間のパートナーとなるようなビールを目指して開発されました。


軽井沢高原ビール2025年限定【画像提供:ヤッホーブルーイング】
軽井沢高原ビール2025年限定【画像提供:ヤッホーブルーイング】

2025年のビアスタイルはセゾン。しかもブランド初の「無濾過」!


「軽井沢高原ビール2025年限定」のビアスタイルは「セゾン」。味の特長は、桃やトロピカルフルーツを思わせるホップの香りと、セゾン酵母によるスパイシーな香りが重なり、複雑さが感じられる味わいです。


小麦やオーツ麦を使用することで飲みごたえがあり、「じっくり味わっていただけます」とのこと。また、今回はブランド初の無濾過製品となっています。通常行う濾過作業(酵母を取り除く工程)を経ないため、酵母が生む香りの複雑さがより強く感じられるということです。


開発を担当した倉田ブルワー(ニックネーム「クラッチ」)によると、「『くつろぎ時間』というコンセプトから『包み込むような優しさ』を連想して開発しました」と言います。


具体的には、ヤッホーブルーイングでは初めて使用する”Elani(エラ二)”をメインに、複数のホップを組み合わせて優しい甘さを持つ桃のような香りを再現。麦芽の配合を工夫することで、まろやかで優しい口当たりにしています。「複雑な味わいをゆったりと楽しんでもらえたらうれしいです」と倉田ブルワー。


地産地消にも貢献している「軽井沢高原ビール」


「軽井沢高原ビール」のコンセプトは“For the town”。地元軽井沢に愛されるローカルビールを目指しています。その実現に向けて地域に根差したビールづくりを目指して地元で栽培されている小麦の使用や麦芽粕の再利用を取り組みとして行っています。


地元軽井沢産の小麦「ゆめかおり」を原材料として使用


「軽井沢高原ビール」ブランドでは、原材料の一部に地元軽井沢産の小麦「ゆめかおり」を使用しています。日本のビールに使用されている原材料は、ほとんどが輸入品。ヤッホーブルーイングでは地産地消を推進するために、2016年より地元産の小麦を使用してビールを造り、地元で販売をしています。


「ゆめかおり」の生産は、軽井沢の遊休農地活用の一環として小麦栽培を推進する株式会社グリーンフィールド(JA佐久浅間子会社)と協力して行っています。


地元軽井沢産の小麦「ゆめかおり」【画像提供:ヤッホーブルーイング】
地元軽井沢産の小麦「ゆめかおり」【画像提供:ヤッホーブルーイング】

近隣農家に麦芽粕を28年間提供して再利用


麦芽粕には、作物の生育に必要な栄養成分が残っており、肥料として活用することが可能なため、ヤッホーブルーイングでは創業から28年間、ビール造りで発生した麦芽粕を近隣農家に提供して作物の肥料として使用してもらっています。


2024年度は、「軽井沢高原ビール」ブランドのビール製造で排出される麦芽粕を約100トン提供したということです。


様々なフルーツの香りとジューシーな味わいはヘイジーIPAのよう


今回、ヤッホーブルーイングのご厚意により「軽井沢高原ビール2025年限定」を試飲させていただきました。ここからは飲んだ感想をお伝えします。


ビールの色は、オレンジ味のある暗めのイエローと言った感じ。無濾過なので、しっかり濁っています。グラスに鼻を近づけると、マンゴーやトロピカルフルーツ、桃、グレープフルーツといった様々なフルーツを思わせる香りが華やかに立ち上がってきます。これだけでもリラックスできますね。


口に含んでみると、柑橘のような甘さと苦さが広がっていきます。ヘイジーIPAとは違うジューシーさは、暑い時期に合う味わい。余韻に感じられる程よい苦味は心地良く、柑橘の皮を想起させます。


無濾過の影響か、どことなく口当たりがトロっとしているところはヘイジーIPAのような感じです。料理と合わせるなら鶏肉のグリルとあわせてみたくなります。鶏肉のジューシーさとビールの苦味が食欲を増進させてくれそう。ハーブで味付けをすると、より合いそうな印象です。


何も知らないで飲むと、ヘイジーIPAと間違ってしまうかもしれないくらいジューシーでした。
何も知らないで飲むと、ヘイジーIPAと間違ってしまうかもしれないくらいジューシーでした。

「軽井沢高原ビール 2025年限定」は、軽井沢を中心とした長野県のスーパー、酒販店、お土産店にて販売しています。また、よなよなエール公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」では12月1日(日)より全6店舗で開栓しています。「なかなか長野県まで行けないよ」と言う人はお店に飲みに行ってみてはいかがでしょうか。東京にも行けないという人は、よなよなエール公式通販サイト「よなよなの里」各店舗(本店・楽天市場店・LINEギフト店)で購入してください(2025年2月頃より「金賞ギフト」に含まれる限定ビールとして販売を予定)。

樽ビール派は「YONAYONA BEER WORKS」で味おう!
樽ビール派は「YONAYONA BEER WORKS」で味おう!

こちらはPodcast番組「ビールに恋するRadio」でも配信しています。



軽井沢高原ビール 2025年限定


原材料 :大麦麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、小麦麦芽、ホップ、軽井沢産小麦(ゆめかおり)、オーツ麦

内容量 :350ml

ビアスタイル :セゾン

アルコール分 :5.0%

希望小売価格 :349円(税込)



Comentários


ビールに恋するブログ

©2023 ビア恋。Wix.com で作成されました。

bottom of page